DODOMA(ドドマ)へ
タンザニアには当時100以上の部族があり、その中でも、中央タンザニアのドドマを
中心とする地域に住むGOGO(ゴゴ)族は、優れた音楽的文化を持つ部族として
高い評価を得ていました。Kaduma先生は私に、是非ドドマに行くよう勧めて
くださいました。

ダルエスサラームでも、すでに何人かの日本青年海外協力隊の方々と
知り合いになっていましたので、彼等たちに、ドドマの協力隊員や専門家の方々を
紹介していただき、汽車のチケットを予約したり・・・それなりの準備をして、
8月3日にダルエスサラームを出発しました。

汽車は2等以上は、コンパートメントになっていて、3等はザコネ状態。
私は2等で、現地のタンザニア人と一緒でした。汽車は、チャイや食事のオーダーを
取りに来るなど・・・中々サービスいいなぁ~!と思っていたら・・・
車内アナウンスもないし、駅に着いても「○○駅~」と教えてくれないのです。
それに停車時間が長~い!1時間ぐらい停車していた駅も・・・
ですからいつ着くのかわからず、聞いたところで、ポレポレ(ゆっくり・のんびり)で
有名なタンザニアの汽車ですから、当てにならず・・・ほとんど夜中も寝ずに、
乗り過ごすことのないよう起きていました。

そして、夜も明けきらない早朝6時前、ダルエスサラームを出てから16時間かけて
やっと汽車はドドマに到着しました。
乾燥してひんやりとした朝もやの中に、赤い衣を体に巻きつけ、長い棒を手にした
背の高いゴゴ族の男達の姿が、異様なムードで私に迫ってきました。
             (写真は、ドドマへ乗って行った汽車)
DODOMA(ドドマ)へ_c0079828_054255.jpg

by karibu-chai | 2006-08-10 00:59 | 東アフリカ | Comments(0)
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