サポートしてくださった人々
父の反対で、一度は諦めたタンザニア行きでしたが、
やはり大学4年のこの時期を逃したら、中々行くチャンスがないだろう・・・
と思い直し、再度行く決心を固め、準備を続けました。

親として心配だったのに、父の説得に協力してくれた母。
正規の60%で使える取材用の航空券を使わせてくれたバイト先の12チャンネル。
ダルエスサラーム駐在の商社マン一家を紹介してくださった、
大阪の某商社の支社長さん。
そして、文通を通して色々情報を提供してくれたダルエスサラーム大学の学生達。
その他色々な方々のサポートのお蔭で、何とかいけるメドがたちました。

そして、遂にダルエスサラーム大学・演劇学科のKaduma先生より、
「出来るだけ面倒を見ますので、大学へKaribu!(Welcome!)」と手紙が届いたのです。

タンザニアのナショナルデイの一つ7月1日~7日の「サバサバ」
(スワヒリ語でサバは7の意)では、当時100以上ある部族の踊りを
数多く見られるいいチャンス・・・ということで、6月29日に出発することにしました。

出発当日、反対していた父も羽田まで(35年前は国際線も羽田でした)
見送りにきてくれて、出発ゲートに入る私をぎゅーっと抱きしめてくれました。
父は私の乗った飛行機が雲の中に消えるまで、ずーっと見ていたと、
後で母が話してくれました。

飛行機が飛び立った後私は、やっと行けるんだ!という嬉しさと、しばらく日本を、
そして家族と別れる寂しさと・・・複雑な心境に涙がボロボロこぼれたのを覚えています。
(写真は、サバサバグラウンドで踊るタンザニアの人々)
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# by karibu-chai | 2006-07-26 23:45 | 東アフリカ | Comments(0)
一度は諦めました
「タンザニアに行こう!」と決心しましたが、一つの難関がありました。
それは父が、私のタンザニア行きに、断固として反対したことでした。
今のようにインターネットがある訳でなく、国際電話もダイヤル一つで
かかる時代ではありませんでしたし・・・とに角「アフリカ」というだけでとてつもなく遠く、
暗黒大陸なるイメージで、もう父は頭から受け付けませんでした。
父の機嫌のいい時を見計らって、あの手この手で話しても、家中の雰囲気は
暗~くなり、二言目には「籍を抜いて行け!」と言われる始末。

そんな状況の中でも私は、卒論を除いた単位を3年で全て取り、
授業の後は夕方まで12チャンネルで、その後は夜11時過ぎまで
ケーキ屋さんでバイトし、留学資金をひたすら稼ぎながら、
タンザニア行きを目指しておりました。
常に自分で作った小さなおにぎりやサンドウイッチを持ち歩き(外食は一切せず)
喉が渇いてもジュースなど買わず、水で我慢しながら・・・
それでも目的がある毎日はとても充実していました。

しかし、父の許可は一向に出ませんでした。それで年が明けた1971年2月ごろ
ついにタンザニア行きを諦め、友人と神戸に旅行に行ってしまったのです。
・・・・それに、在日タンザニア大使を通してお願いしてある、ダルエスサラーム大学
への入学許可なる返事も、中々届く気配がなく、自分としても仕方ないかな・・・と
思い始めていました。
(写真は、大学キャンパス内にあるキャフェテリア。学生達はここで一日3回食事をする。
最初は香辛料など慣れなかったが、直ぐに慣れて太ってしまった。
特に写真にも写っている「ポポ」という大きなパパイアが、とても美味しかった!)
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# by karibu-chai | 2006-07-25 22:31 | 東アフリカ | Comments(2)
タンザニアに行こう!
1970年・大阪万博・お祭り広場での「アフリカまつり」は数日間続きました。
タンザニアグループは、ダルエスサラーム大学の学生達の他、盲目のドラマーや
竹馬に乗って踊る民族舞踊のグループなども、個性的なパフォーマンスを
繰り広げました。彼らの演じる強烈なリズムの音楽や踊りは、私にとって
それまで経験したのとのない、魂に響くインパクトのあるものだったのです。
その時の感動は今でも鮮明に覚えています。

「アフリカまつり」の期間中は、彼らと万博会場を見て回ったり、
大阪千里の宿泊施設で、同じ演劇学科ということで、色々話したり・・・
素朴で人なつっこい国民性に、大変魅力を感じました。

「アフリカまつり」が終わった後も、しばらくアフリカ酔いが収まりませんでした。
その時大学3年だった私は、卒論のことを考える時期に来ていたので、
「そうだ!アフリカ・タンザニアの民族音楽や舞踊を卒論にしよう!」と決めました。

そして数日後、世田谷区上用賀にあるタンザニア大使館を訪れ、
大使に、「タンザニアの民族芸能を勉強するため、ダルエスサラーム大学に
行きたいのだけれど・・・」とお願いに行ったのです。

それから約1年間、タンザニアに行くための涙ぐましい(?)努力が始まりました。

(写真は、ダルエスサラーム大学キャンパス内/のっぽの彼はケニアのマサイ族出身・
腹切り・三島由紀夫のことなど、質問されました)
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# by karibu-chai | 2006-07-24 15:49 | 東アフリカ | Comments(0)
タンザニアとの出会い
団塊の世代は、丁度学生運動の盛んな時に大学生だった人が多いと思いますが、
私もその端くれでした。
大学に入って直ぐ、キャンパスは学生達に占拠され、半年近く閉鎖。
私は演劇学科だったので、大学辞めちゃって、劇団入ろうか?
なんて思ったりしましたが、とりあえず、水島ヴォーカル研究所で
レッスンを受け始めました。

そのうち大学も再開し、大学行きながら、歌のレッスンも続けながら、
東京12チャンネル(現在のテレビ東京)の報道でADをしたり、
(その前に1年間・高校講座のアシスタントで出演してました)
・・・そんな折、
1970年大阪万博が始まったのです。
人類初の月面着陸で持ち帰った「月の石」が展示されている
アメリカ館はすごい人気でした。

その万博の「お祭り広場」で、私の恩師・故水島早苗先生ご夫妻と
当時東京芸術大学・民族音楽の教授・故小泉文夫先生とがメインスタッフの
「アフリカ祭り」が催されることになり、私もお手伝いを頼まれたのでした。

参加したのは、ナイジェリア・マダガスカル・ウガンダ・そしてタンザニアの4カ国。
私はタンザニアグループを担当することになり、生まれて初めて
タンザニアの人達と触れ合うことになったのです。
(写真は、アフリカ祭りに参加するため来日した、タンザニア・ダルエスサラーム大学
の演劇学科の学生達と、私がお世話になったKaduma先生/後方背広姿の男性
ちなみに、Kaduma先生の隣の女性は私ではありません・・・念のため)
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# by karibu-chai | 2006-07-23 23:52 | 東アフリカ | Comments(0)
一歩・一歩・・・
今年の梅雨明けは、いったい いつになるのでしょう?
このごろ太陽を見てない感じ・・・学校はもう夏休みなのにね。

さて、アンティーク家具選びが、昨日大体メインのものは終わりました。
ショップのデザインやコーディネートをお願いしているIさんが、奥さんと共に、
急な私のスケジュールに合わせて飛んできてくださり、一緒にお付き合い
くださいました。家具選びは、トータル的なデザインの要になるので、
大事な作業だと思っていましたので、3人で確認・納得の上選べたことは
大きな収穫でした。
Iさんのお知り合いの方がいるお店だったので、お値段もリーズナブルに・・・
お蔭様で、ひと段落。色々な方のサポートで、一歩・一歩です。

今日は夫と、リフォームに向け部屋の整理をしました。
この際、未練がましいことを言わずに、身辺をスリムにしなければと、
頑張って捨てました。

次からは、紅茶とアンティークと東アフリカの関係を徐々にお話して行きたいと
思います。(写真は35年前、私が約4ヶ月間過ごした、タンザニアの首都
ダルエスサラームにあるダルエスサラーム大学のキャンパス・1971・7月撮影)
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# by karibu-chai | 2006-07-22 17:30 | ショップの話 | Comments(5)
アンティーク家具選び
「Tea & Antiques Karibu Chai 」の11月1日オープンに向けて、
本格的に準備が始まっていますが、もうやることが多くて・・・

先週行った大工さんを交えてのデザイナーさんとの打ち合わせでは、
来月8月末までにはリフォームが終了する予定。
その後、商品を飾る家具を運び入れるので、(それらの家具類はほとんど
アンティークにするつもりなので) 早めに品定めをしなくてはいけません。
今日は銀座に出たついでに、麹町・新宿などのアンティーク家具の店を
チェックしてきました。

ネットで調べれば、英国アンティーク家具屋さんだけでもすごいサイトの数!
メンテナンスをしてある物や、これからのもの・・・実は色々です。
出来上がった部屋のイメージを描きながら・・・そしてそこにディスプレイされた
紅茶周りの色々なアンティークを想像しながら・・アンティーク家具を選ぶのは、
楽しいですが、結構大変です。

来週からお目当てのアンティーク家具屋さんがセールをするので、今日はチェックのみ。
運がよければ、目をつけていた家具が、20%~半額ぐらいで買えるのですが・・・
さて、いい出会いがあるかな~?

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話は変わって・・・昨日小淵沢のペンションから帰る途中、
「清里ポーセリンミュージアム」に寄って来ました。
展示の中心は「マイセン」と「ロイヤルコペンハーゲン」のアンティークス。
30年以上かけて収集した作品を展示している、気さくなオーナーの
おじさんが(失礼!)買い付けなどの注意など色々教えてくださいました。
イギリスで買ったと言う、イギリス陶磁器のマークを調べる分厚い辞典も
見せてくださいました。
気が遠くなるようだけど・・・モットもっと勉強しなくてはと思いました。
# by karibu-chai | 2006-07-19 22:42 | ショップの話 | Comments(3)
ほっと一息・・・
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今日は雨。猛暑も一息です。公園の花壇の花々もホッとしているでしょう・・・
我が家のリビングからいつも眺めることが出来るこの公園・・・
色々な人々が集まってきて面白いです。
でも雨のせいか、今日は朝から静か・・・私も少し休みます。
# by karibu-chai | 2006-07-17 09:53 | インターバル | Comments(2)
三度の飯より・・・・
『三度の飯より・・』と、好きなもののたとえによく使う言葉がありますが、
(人それぞれ、何か一つぐらいはあると思うのですが・・・)
この節の若者は「自分探し」とか「いったい自分は何が好きなのか?」
なんて、よく耳にしますね。幸い私は、いつも好きなものがあったように思います。

でもその時々で、好きなものは変わってきましたし、又いくら好きでも、その時期には
優先順位で、出来ない時もありました。それは誰でも同じでしょう・・・

大学受験勉強の最中、本当は「歌手」になりたかった私は、偶然知った、
日本のジャズ歌手の草分け故水島早苗先生(ジャズ歌手・マーサー三宅さんは、
この先生の一番弟子でした)に、歌を聴いていただくチャンスを得ました。
私の歌を聴いてくださった先生は、
「歌はその人が出ます。表面上、上手に歌うだけではだめ。もし大学へ行くことが
出来るなら、そこで勉強し、自分を磨きながらでも遅くないわよ」とおっしゃいました。

私がそれから迷いなく、受験勉強に没頭したのは言うまでもありません。
(見事希望の大学に入れたわけではありませんでしたが・・・)  
今の私は、この水島先生の出会いなくしてはありえないと思っています。

紅茶と東アフリカとアンティーク・・・いったいどんな因縁なのでしょう・・・
      さて、この続きは又後ほど・・・・
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# by karibu-chai | 2006-07-15 22:55 | Comments(4)
アンティークの魅力
ティーインストラクターの資格を取ってから、幸せなことに
ほとんど毎年イギリスを訪れています。
しかし私が初めてイギリスを訪れたのは今から35年前
(年がバレちゃいますが)大学4年生の時でした。
その時は将来アンティークのショップを開くなんて、
夢にも思っていませんでした。
ただイギリスは古いものを大切にする国なんだな~と、
ロンドンの町を歩きながら、漠然と思ったのは覚えています。
日本の浮世絵や九谷焼等がアンティークショップに売られているのを
興味深く眺めていました。

そして今、紅茶に関わる仕事を通して、イギリスの紅茶周りの
アンティークに魅了されていることに不思議な感じがしています。
紅茶を文化にまでしたイギリスの、ゆったりとしたよき時代の香りが
アンティークにはあふれているように感じるのです。
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# by karibu-chai | 2006-07-14 18:41 | antiques/vintage | Comments(2)
Tea & Antiques Karibu Chai・・・よろしく!
蒸し暑い日が続きますね・・・。
11月1日「紅茶の日」に、イギリスの紅茶周りのアンティークと東アフリカ
を中心とした紅茶のショップをオープンする予定です。
そのために今準備中・・・
さて、どんな風になるか・・?本人の私もワクワクしています。
ちなみに、ショップの名前は「Karibu Chai Tea & Antiques」
Karibu Chai とは、東アフリカの公用語・スワヒリ語で「お茶をどうぞ!」
の意味です。これから、どうしてこんなショップを開きたくなったかを、
徐々にお話ししていきましょう。
とりあえず、今日は初めてですので、こんな感じで・・・
よろしくお願いいたしま〜す。c0079828_16443914.jpg
# by karibu-chai | 2006-07-13 16:53 | ショップの話 | Comments(15)