3種類のスコーン作り
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濃厚なクロテッドクリームとベリー系のジャムでいただく…
アフタヌーンティーに欠かせない「スコーン」
写真は以前私がクロテッドクリームの故郷・DEVONを訪ねた時に食べたスコーン

イギリスでは、女の子が最初にお母さんから習うティーフーズであるとか
家の数だけレシピがあるとか…言われるほど
色々な種類があります

そして、いつもキッチンに常備してある材料で簡単に作れるはずなのに
とても奥深く・・・何故こんなにも仕上がりが違うのか…?と
首をかしげることも、少なくありません


私達8期のティーインストラクターの会・「キャンブリック会」の
(8期と蜂蜜を入れた紅茶・キャンブリックティーとからませて付けた名前)
今年の研究会は、19日の土曜日に我が家に集まって、
3種類のスコーンを作り・味比べをいたしました


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6月の渡英の折、
もしかして…こんな研究会をするかも・・とのオファーから
買ってきた「セルフ・レイジングフラワー」
     
        と…

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日本でお馴染みの「日清フラワー」を同じレシピを使って作ります


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先ずは大きなボールにそれぞれの小麦粉・砂糖・塩・ベーキングパウダーを入れ、
セルフレイジングにはすでにベーキングパウダーが含まれていて、粉は粒子が細かく・さらさらの状態

バターを手でこすりながら混ぜてきます
今回は粉の違いを、より感じやすくするために「卵抜き」のレシピにしました


もう1種類は・・・
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加藤千恵先生のレシピより…「食べてみたいユニークなスコーン」として皆で選んだ
『グリーン・オリーブと粗引きコショウ』のスコーンです
(こちらは、フードプロセッサーで作ります)


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バターを粉にパン粉のように細かくなるまで混ぜた後、牛乳を入れてまとめます…
どちらの粉も最初の状態は「白色」でしたが、この段階になると、
(写真では分りずらいですが)セルフレイジングの方は少し茶色っぽくなってきています



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型でくり抜いた後、鉄板に並べ…
焼き上がりにつやを出すために、
卵の黄身も少し入れた牛乳を刷毛でぬり


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200℃で一気に焼きあげます


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それぞれに美味しそうに焼き上がりました!
・・・と同時にお腹もグ~っと鳴りました!!

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一番上が、セルフレイジングフラワー・真中が日清・下段はグリーンオリーブのスコーン


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お腹もすいたところで、
焼きたての3種のスコーンとサンドウィッチや焼き菓子で…
063.gifランチティーになりました!


セルフレイジングフラワーの中には、どの位の量のベーキングパウダーが入っているのか?
分りませんが…イギリスではとてもポピュラーな小麦粉です。
お味の方は、外はカリっと香ばしく、中はフワ~っと軽い感じで…美味しかったです

グリーンオリーブの入ったスコーンは、砂糖が少なくその分塩分が若干多め。
お食事用のスコーンには、クロテッド&ジャムではなく
「サワークリーム」をつけていただきました。
ワインとも相性がよさそう~! お試しください・・・


風邪ひきや急用でキャンセルが出て
参加人数は7人と…こじんまりした研究会になりましたが、
久しぶりに顔を見せてくれた同期もいて…
とても楽しい会になりました


さすが~ティーインストラクターの方々はスコーン作りは慣れていますが、
それでも、3種類のスコーンを一度に焼くと云うのは、中々ないことなので、
とても有意義な会になったと思います。

これを機に、色々なレシピにもっと挑戦してみたくなりました049.gif
by karibu-chai | 2011-11-21 00:23 | 手作り | Comments(8)
Commented by 加代子 at 2011-11-21 22:09 x
   今晩は~☆

パンを発酵させる時間がない時など スコーンを焼きますが
バター無しの 全くの自己流でして^^;
本格的なスコーン、3種の焼き比べ 面白いですね。
日本の小麦粉でも 美味しく出来たのでしょうか。
英国で友人と頂いた クリーム・ティを想い出しました。
Commented by karibu-chai at 2011-11-22 15:42
加代子さん、こんにちは~♪

一度に3種類のスコーンを焼くのは、中々チャンスがありませんが、
今回はいい機会でした。
とにかく焼きたては美味しいですし、仲間と一緒におしゃべりしながらは、楽しかったです。 
加代子さんもバターなしのスコーンを焼かれるのですか!
どんな感じに焼き上がるのかな?

イギリスの小麦粉・家庭用は、日本の強力粉よりも弱めのグルテン
の力をもったものらしく、すでにベーキングパウダーが入っているので、
改めて入れる必要がなく、スコーン・ビスケット・パンなども作れるそうです…
ですので、日本の薄力粉とは内容的に違うようですが、
私は平素、勿論日本の小麦粉でいつもケーキもスコーンもクッキーも焼いています。
美味しくできますよ!! 

イギリスのセルフレージングフラワーは手に入りにくいです。
ちょっと調べたら、イギリスで買う10倍位の値段でした。
食品関係・特に粉ものは手荷物は、変な白い粉?と間違えられやすいし、
余裕のある時しか買って来れないのです…
重量との戦いなので、結構小麦粉はもってくるのが厄介なんですよ!
Commented at 2011-11-23 12:18
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by olive island at 2011-11-23 17:35 x
こんにちはー♪

三種のスコーンの焼き比べ、楽しそうな企画ですね☆
私は、karibu-chaiさんのスコーン大好きですが
美味しさの裏には、この様な研究の積み重ねがあったのですね。
スコーン・・・易しいようで、なかなか私好みに焼けないのですが
失敗を恐れず焼いてみたくなりました。

オリーブの木と花は、当地の県木、県花に指定されています。
スコーンにいれるとどんなお味かしら?と 想像しています。

オリーブの実を与えて育てたハマチも養殖され
県のお魚に 指定されているんですよ ♪♪♪
Commented by karibu-chai at 2011-11-23 22:50
鍵コメ11-23 12:18さま

ご連絡ありがとうございます。
検討してまたそちらへ伺いますね…

Commented by karibu-chai at 2011-11-23 22:59
olive islandさん、こんばんは~♪

先日わざわざセミナーに四国からお越しくださった時、お珍しい
「オリーブの漬けもの」いただき、ぜいたくなお漬物で・・大切にいただきましたが…
olive islandさんのお名前も、ご当地にちなんでのものだったのですね…なるほど~!

私の作ったスコーンがお気に召していただけて…嬉しいです^^
ありがとうございます・・・
オリーブと粗引きコショウのスコーンは中々美味しかったです。
今度レシピをお送りしますね。

シンプルなものほど、材料の微妙な違いが出て、出来上がりが変って来ます。
スコーンはそんな代表的なfoodかもしれません・・・

オリーブの実を与えて養殖しているなんて…
贅沢なハマチ!県のお魚に指定されているんですね。
Commented by Yoko at 2011-11-27 18:02 x
karibu-chaiさん、遅くなりましたが焼きあがるスコーンの数々をお写真で拝見しほんとうに私のおなかもぐうとなりました。(笑)オリーブ入りの珍しいスコーンもワインにあうということでとても興味深く拝見しました。つくってみたいです。
Commented by karibu-chai at 2011-11-28 15:25
フランクフルトの陽子さん、コメントありがとうございます。

ワインのお好きなよしお殿にもこのオリーブスコーンはお口に合うかと思います。
今度レシピをお送りしましょうか?
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