20 Forthline Road & Mendips~#2
ポール・マッカートニーの子供時代を過ごしたファミリーハウスのある
20 Forthline Roadフォースリンロード・20バンチから

またNational Trustのミニバスに10分ほど乗ると…


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ジョン・レノンが5歳から18年間(1945年~1963年)過ごした
Mendipsメンディプス の家に到着


窓には、ステンドグラスがはめ込まれて…ポールの家よりかレベルは上の感じ~
(本人が亡くなってから20年以上経つとブループラークのボードがつけられる)
一番下にブループラークの説明を記しました


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中に入る前の時間を利用して 各々写真タイム!
私も同行した方に頼んで 撮ってもらいました


ジョンの家には 裏口のキッチンから入ります・・・
ここでも手荷物は全て預けさせられました(メモを取るノートはOK)
(内部の写真は勿論禁止)

**こちらでも ナショナル・トラストのボランティアの女性から
ジョンの家の説明を聞きました
(求めた資料からの写真や説明も含めます・・・)

1945年・当時5歳だったジョンは、母方の伯母マリー・スミス(通称ミミおばさん)に
引き取られて1963年まで18年間、このメンディプスの ミミおばさんの家で過ごしました。
船乗りだった父が、ジョンの母と息子のジョンを見捨てたために、母ジュリアが、姉に
ジョンを託したのです。


不幸な幼少時代~少年期~そして世界のビートルズになるまでの
原点となった・そんな場所であったのですね…

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母ジュリアもジョンが18歳の時(1958年)に交通事故で亡くなっています
母と一緒に住むことは、ほとんどなかったようですが、母の死は、その後の
ジョンの人生に大きな影響を与えたようです
(幼いジョンと手をつないでいるのはミミおばさん・1950年)


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1957年・ジョンが通っていた高校で…17歳の時
            ★
それから2ケ月後…
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地元の教会のコンサートで初めてジョンとポールが運命の出会いをします

        
           
               ♪  ♪  ♪  ♪  ♪

それから…ジョンとポールはお互いの家をよく行き来し…
ビートルズ初期の数々の名曲を作っていったのでした



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ラウンジルームでくつろぐミミおばさん~TVの上には
成功したジョンの写真が飾られていますね…

この部屋には、数々のアンティークの品が飾られていました。
玄関を入った廊下の上にも、有名なウエッジウッドやスポードなどの
カップ&ソーサーも多く飾られていたし…
ナショナルトラストのスタッフの方に
「どなたの趣味だったのですか?」と聞いてみました…
ミミおばさんがお好きで集めていらっしゃったとか…

2階には、シングルのベッドと机でいっぱいになるほどの
狭いジョンの寝室があり…
「あ~ここで色々曲作りをしていたんだな~」と想像すると…
また涙が出そうになりました


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室内の見学が終わり…迎えのバスを待ちます (ピンボケでスミマセン)


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ジョンの家の前には 桜の木が5~6分咲きでした


***
1933年に建てられたこの家は、2002年未亡人オノ・ヨーコが買い取り、
ナショナル・トラストに寄贈しました。
18年間過ごしたこの家に対するジョンの想いれは大きかったのを知っている彼女は、
この家が観光開発者の手に渡るのをくい止めるための策でした。
ナショナル・トラストの手にゆだねられ…ジョンの想いれがいっぱい詰まった家は
永久に思い出と共に残ることになったのです



私は ロンドンに帰る列車の時刻が迫る中 迎えにきたミニバスに乗り込み
060.gifビートルズの歌が流れる車内で~
同行した人達と一緒に曲を口ずさみながら…
帰路につきました

Happy な一日でした!!



ブルー・プラーク (blue plaque) は、
イギリス国内に設置されている銘板である。著名な人物がかつて住んだ家、もしくは歴史的な出来事があった場所に、(その人物を褒め称えるためというよりも)建物の歴史的なつながりを伝えるために設置され、建物の外壁に掛けられていることが一般的である。大きさは直径48センチメートル(19インチ)であり、材質は主に陶器または樹脂を固めたものが用いられ、表面を青く塗装し、名前や職業に関する表記は白でなされている。厳密には青色の板のみではなく、材質やデザインも製作された時期や設置団体、または名前を掲示される人物の職業によって異なる場合がある。Wikipediaより
by karibu-chai | 2013-07-05 17:43 | イギリス | Comments(6)
Commented by un-jour-de-fleurs at 2013-07-10 00:03
ジョンやポールのお家入れたのですね。
ナショナルトラストのツアーだからでしょうか。
私たちは 外から見ただけです。
ビートルズの誕生の地 歌を聴きながら 歌詞に出てくる地名を通る楽しさ
格別ですね。
もう私は訪れることはないでしょうが 素敵な思い出です。
ファーストクラスでの列車の旅素敵ですね~♪
Commented by karibu-chai at 2013-07-10 13:54
reeさん~♪

コメントありがとうございます。
ジョンとポールが幼少期~青年期を過ごした家の中に入れるツアーは、
このナショナルトラストのツアーだけです。
普通の観光バスは外から・家の前までですよね…
離日前から分っていましたが、申し込むのは出たとこ勝負でした。
ラッキーガール・いいえラッキーおばちゃンdした!!

60歳超えましたので・・ファーストクラスでもリーズナブルなんです…
Commented by ばん at 2013-12-03 00:43 x
今度父とイギリスに行こうと思うんですけど、この家の中を見れるツアーというのは、英語でのガイドなんでしょうか?英語が分からないので心配です。
Commented by karibu-chai at 2013-12-03 07:38
パンさん~
残念ながら英語のガイドです。ナショナルトラストのこのツアーのみ
家の中まで入れます。出発前にネットでも申し込めるとおもいますが、
全て英語なので…家の前までは連れて行ってくれるツアーはたくさんあります・・・日本語対応も調べてみてね。
楽しい旅を!!
Commented by ぱん at 2013-12-03 21:11 x
早いコメントありがとうございます><
有益な情報ありがとうございました。事前にいろいろ調べてからナショナルトラストのツアーに参加したいと思います。
ありがとうございました。
Commented by karibu-chai at 2013-12-04 18:49
ぱんさん~♪

私でお役に立つことがあったら、いつでもメールして、聞いてください。
楽しい英国旅行になりますように・・・
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