カティーサークの内部見学
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 火災以前のカティーサーク・WEBから画像はお借りしました

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2016.9見学時・karibu chai撮影
2012年4月に蘇ったカティーサークは…
火災に遭う前に見学した時とは 
外観から見ても明らかに雰囲気は変わっていました


今度はどんな風になっているのか~?
ワクワクしながら中に入ってみました!


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中はすごーく明るい!!
先ずは「カティーサーク」やそれに関連したグッズを販売するショップと
内部見学のチケットなどを売るカウンターがあり

早速チケットを買って中に進みました


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船内には見学の通路が設けられていて…
画像を流したり~色々な工夫をして
「茶」を運搬する当時の茶に関する状況を具体的に説明しています


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その当時の船員らの日常生活に関する展示なども
細かく…このメインデッキで紹介しています


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アッパーデッキに上がって いの一番にのぞいたのは…
「カティーサーク」のシンボル・船首像・"魔女・ナニー"
カティーサークCutty Sarkとはスコットランド語で短い(cutty)シュミーズ(Sark)を意味し、ロバート・バーンズ(Robert Burns)作の詩「タモシャンターTamo's Shanter」に登場する魔女に由来する)



バックからでしたが…こんな至近距離で拝見させていただき~
結構ワクワク・ドキドキ感激ものでした!!
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ちなみに正面から見るとこんな感じです


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マストやロープなど…
クリッパーが活躍していた当時は、この帆をいっぱい広げて
勇壮に新茶の輸送競争をしていたんだろうな~~と思いながら見上げました


甲板の上では、メンテナンスで作業をしている方たちがいらっしゃって…

火災の時、丁度修理中で ほとんど大事なものは運び出してあったため
被害を最小限度に抑えて修復できた話など…
作業中の方からうかがいました

大切な文化遺産もこうして多くの人々のお蔭で維持されているのですね…


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最後は船底が一望できる階下に下り~
船首像などの展示をはじめとする、様々な資料を見ながら…

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お腹もすいたので…
入口船尾付近に併設されているカフェでランチをいただきました


様々な工夫が施され~展示再開した新しい「カティーサーク」は
英国の大航海時代の夢とロマンがいっぱい詰まった
歴史の一ページを垣間見ることが出来る
ステキな場所になっていると思いました


来年2017年2月か3月に
ティークリッパー「カティーサーク」のセミナーを予定しています
実際使われていた「ロープ」や「甲板」の切れ端など
ご覧いただき、触って見れるよう…にと思っています

乞うご期待!!
by karibu-chai | 2016-12-10 12:44 | イギリス | Comments(2)
Commented by 加代子 at 2016-12-11 06:44
カティサーク号の内部は とても明るいのですね。
ストックホルムのバーサー号の内部は薄暗かったので
同じようだと思っていました。
それにしても火災時に重要な物は運び出してたそうで
燃えずにすんで 本当に良かったですねェ。

魔女を船首飾りにするのは 珍しいのですか?
Commented by karibu-chai at 2016-12-12 22:45
加代子さん~♪

カティーサークの船体は、3メートルほど釣り上げられて
いるような展示になったので、周りから採光できるような
感じで見学できるところがあり、特に明るかったです。
でも、薄暗いところもありましたよ。

船首像は、船名などにちなんだ動物や人物の像をつけるので、
特別魔女が多いというのではないと思います。
人物がつくようになったのは、後半からだそうで…最初は
動物がつけられていることが多かったらしいです。

火災のあった時は、修理中で重要なものは運び出して
あったので、本当に不幸中の幸いでしたね…
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