2022/ダージリンファーストフラッシュを愉しむお茶会セミナー
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2022年の
「ダージリンファーストフラッシュを愉しむ会」は…
「マカイバリ」「リザヒル」「チューザム」「タルボ」の
4茶園のファーストをご用意させていただき

年間テーマの「英国料理のお話」で今回は
”イギリスのサンドイッチ文化”を取り上げましたので

先ずは…
「マカイバリ茶園」のファーストをお淹れして
4種類のサンドウィッチを
(きゅうり・クレソン&スモークサーモン・ハム&チーズ・カレー味のツナ)
召上がっていただきました


「具を挟む」ことで調理と食事の時間の短縮と・持ち運びの利便さを生み出した
英国フード至上 最高傑作と云っても過言でない
「サンドウィッチ」

このサンドウィッチのサンドは「挟む」という意味の言葉ではなく
イングランド南東部ケント州にあるサンドウィッチ町に起因しており
(sandは砂、wichはラテン語の村・小さな町を表します)
イングランドの貴族・第4代サンドウィッチ伯爵
ジョン・モンタギュー(1718~1792)の名前に由来するのです

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サンドウィッチ町の様子や今も続くモンタギュー家のお屋敷など…
netからお借りした画像を編集して
分かりやすい動画を作りましたので見ていただきました
(とても好評でした)
ちなみに…
11代目のモンタギュー氏は
「Earl of Sandwich]というサンドウィッチチェーンを
フロリダやパリ・ロンドンにも開業しています



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次々に残りのファーストも飲み比べていただきながら
お茶請けとのマリアージュも楽しんでいただきました
(左上は、マクビティーのビスケット・おかき&ナッツ・かもめの玉子)
手作りケーキは
21日と25日はブルーベリーのケーキ
31日はアメリカンチェリーのケーキを召し上がっていただきました


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エリザベス二世女王陛下のプラチナジュビリーのお話も
6月2日からのビッグイベントが控えていましたので
こちらも女王の足跡を
オリジナルの動画でご覧いただきました

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英国は
イングランド・スコットランド・ウエールズ・北アイルランドの
4つの国からなる連合王国

このようなRoyalの節目のお祝いgoodsには
4つの国の花(国花)が描かれていることが多いのです

イングランド=バラ
スコットランド=アザミ
ウエールズ=スイセン
北アイルランド=クローバー

10年前のダイヤモンドジュビリーや
ジョージ6世(エリザベス女王の父)の戴冠式のマグなどにも
描かれておりましたので…そんなお話もしながら
皆さんに見ていただきました


* * *



イベント最後のコンサートのスタートで
・パディントンベアーとのお茶風景…
最高でしたね!

お茶目で・ユーモアにあふれた女王様
素晴らしい!!

御年96歳のエリザベス二世女王陛下のご健康とご多幸を
心よりお祈り申し上げます



by karibu-chai | 2022-06-09 17:59 | セミナーorイベント | Comments(5)
Commented by weierud2 at 2022-06-09 20:00

ダージリンは4茶園から用意なさったのですね。
どれが一番人気がありましたか?

昔・サンドイッチ伯爵の事を読んで
ヘェ~そうなんだ と思った事がありました。
日本はおにぎりとか つまめる食事は
昔からありますよね。

ウェ―ルズの国花が水仙とは知りませんでした。
水仙と言えば イングランドのワーズワース。
ウェ―ルズもイングランド同様 水仙が沢山咲くのですね。
Commented by karibu-chai at 2022-06-10 00:14
加代子さん~♪

4種類の茶園のダージリンファースト飲み比べ…紅茶は嗜好品なので、好みは人さまざまなのですが‥
タルボは人気がありました。

アールグレイ伯爵はカード好きで食事の時間をとるのもままならないので…
2枚のスライスしたパンに干し肉を挟んで食べたのが…始まり…が定説? 通説?のようですが‥
確かにカード好きな方ではありましたが、
それ以上に政治的な仕事がハードでいらっしゃったので、
ランチをとる時間もないくらいだったのが
実情の可能性が・・大ですね…

英国の4つの国花…素敵ですね…

Commented by nonkonogoro at 2022-06-10 08:04
サンドウィッチ伯爵のことは
ずいぶん昔から知っていますが
あれは 一体どなたが広めたのでしょうか?
学校で習ったのかな?

昔は サンドイッチと言っていましたけれど。

カリブチャイさんのセミナーでは
英国や紅茶に関する 奥深いお話しが聴けて
いいですねえ。。。(#^^#)

Commented by karibu-chai at 2022-06-10 22:50
nonさん~♪

新聞や写真がなかった時代ですから、その頃の有名な人の日記だったり、
事実に基づいた小説だったり…そんなことから
色々な真実・事実が導き出されて現在に至っているようです。

18世紀のイギリスの歴史家エドワード・ギボン氏が、
1762年11月24日の彼の日記に
「ロンドンの有名なクラブ『ココア・ツリー』で食事をとった。
そこでは、この国の一流の男たちが集まり、
僅かな冷たい肉。あるいは
サンドウィッチをテーブルで食べていた」
と記されていて、これが文献における、サンドウィッチ初登場だそうです…

サンドウィッチとサンドイッチは、
表現の違いということだそうですよ‥

ありがとうございます…
英国絡みの話題が多いです…
Commented by karibu-chai at 2022-06-17 22:12
加代子さん~♪

コメントに返信した文面で、サンドウィッチ伯爵を
アールグレイ伯爵と書いてしまいました。
お詫びして訂正します。
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