ベートーベンゆかりの地~ハイリゲンシュタットを訪ねて

ウィーン市内の交通は
路面電車・地下鉄・近郊列車・バスなど…
(街中では、観光客のためだと思いますが馬車もよく見かけます)

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2日目の夜・学友協会のコンサートに行くため
地下鉄を利用するので
48時間の共通フリーパスを購入しました
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購入した日時を刻印機に挿入し刻印してから使用可…
事前に手順など調べておいたので何とか分かりましたが…
(駅構内見渡しても…駅員スタッフは誰もいなくて…ビックリ!)



ウィーン3日目は一日かけて
夫がかねてから行きたかった
ウィーンの北のはずれ
ベートーベンゆかりの地・ハイリゲンシュタットに
路面電車・地下鉄・バスを乗り継いで行ってきました


ベートーベンが『田園』の構想を練ったと云われる
小川沿いの「ベートーベンの散歩道」を
歩いてみたい~と云う夫の想いが叶い‥‥
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長い道のりを…頑張って歩きました
そして奥の広場にある
ベートーベンの胸像にたどり着き
2人揃って記念撮影!
想いが叶って良かったね~!


そこから…
ベートーベンの終の棲家となった家
現在では「ベートーベン博物館」として公開されている
MUSEUMに向かいました
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ハイリゲンシュタットの名が世界的に有名になったのは
この地でベートーベンの聴覚が
戻らなくなってしまったことに絶望し
1802年10月に弟に宛てて遺書
『ハイリゲンシュタットの遺書』を書いたことに
起因しています


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ミュージアムの中では…様々な展示物が…


中でも
ほとんど聴覚を失ったベートーベンが使って
作曲活動をしていたピアノの展示室では
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ベートーベンの聴覚を補助する器具が供えられた
ピアノが展示されていました

壁にはベートーベンが作業している
臨場感あふれる画が描かれていて…その迫力に
思わず緊張してしまいました



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ベートーベンが住んでいた頃は
この周辺は全くの田舎でしたが
今では
大使館もあるような高級住宅街になっています

ある家の大きな栗の木には
今にもはじけそうな栗の実が、たわわに実っていました




博物館からの道のりも結構距離があり
坂道も多く…
迷いながら…人に聞きながら…
やっとバス停にたどり着き
帰路に着けました

ウィーンでの予定はこなし
翌日はザルツブルグに向かいました

続く…







by karibu-chai | 2023-11-11 16:59 | ウィーン・ザルツブルグ | Comments(4)
Commented by nonkonogoro at 2023-11-11 18:13
ご主人様の念願の地を訪れることができて
本当に良かったですね。
この道をベートーべンさんも歩いたのね。。。
ずっと音楽が流れているような風景ですね。
Commented by karibu-chai at 2023-11-11 18:23
nonさん~

この日は2万歩位歩きましたよ!
夫は股関節症があるのですが‥休み休み
感慨深く…辛抱強く…歩きました。
よく頑張ったと思います。

クラッシック好きな夫の想いが叶って良かったです。

Commented by marucox0326 at 2023-11-12 13:41
うわ~異国で人に尋ねながら、しかも坂道もある長い距離を
よく歩かれましたね。お二人とも達成感は半端ない事だったでしょう。
ご主人様の夢を叶えるために奮闘されて、素晴らしい奥様です。

クラシック音楽は詳しくはありませんが、ベートーベンのピアノソナタ
はCDいくつか持っています。

ドビュッシーの「月の光」よりベートーベンの「月光」の方が好きです^^
Commented by karibu-chai at 2023-11-12 20:18
marucoxさん~♪

夫もスマホで位置情報を検索したり…
迷うと2人の得意の方法で解決しようと
しましたが、目立つ建物などない田舎の
道は…中々正しく進むのは難しいでした。
イギリスでも…ナショナルトラストのプロパティーを訪ねる時は、ほとんど田舎で、
タクシーを呼ぶのでさえ大変でしたので、
そんな時は、地元の人に尋ねるのが一番
ですから…
どの方も親切に教えてくださいました。

いえいえ…私をいつも気持ちよくイギリスに行かせてくれている夫ですから‥
記念旅行では、夫の希望を優先でした。

でも…本当に遠かったでよくす!
変形性股関節症の夫…本当によく頑張って
歩いたと思います。

クラッシック音楽は、夫と結婚してから
触れ合う機会が増えましたが…
ベートーベンの作曲した作品は、とてもスケールが大きくて、私も勉強になりました。

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