事件!
学生寮の1Fには、各グループに分かれたメールBOXがあり、皆、各部屋に
戻る前には必ず、手紙がきていないかチェックしていました。私は結構日本から
手紙がよく届いていたので、皆から"Lucky Girl !"と言われて、羨ましがられました。

その日も、メールをチェックし、公衆電話で電話をかけてから3Fの部屋に戻りました。
しばらくして、さっきブックショップで買ったノートを公衆電話のところに忘れてきたことに
気付き、ルームメートが留守でしたが、ほんの少しの間なので、鍵をしないで1Fまで
取りに行きました。階段を下りる時、男子学生らしい人とすれ違い、
"Hello !"といったのは覚えています。大学のキャンパスはとても広く、
誰でも出入り自由でしたし、ボーイフレンドなどもよく来ていましたから、
別段不審には思いませんでした。
ノートを取ってきて部屋に戻り、レシートを出そうと財布を見たら、

お金がない!どこを捜しても1200シリングと51$が無い!
(当時タンザニア1シリングは50円・US$約300円。取られた金額全部で約¥75.000)

私はもう頭がパニックになり、急いでHall3の寮長・Mrs.ムスケニヤのところに行き、
説明しようとするのですが、興奮していて中々英語でうまくしゃべれない・・・
ムスケニヤのママも「Kyoko 落ち着いて!」と何回も言って、とりあえず警察に連絡
してくれました。そして2人のポリスと一緒に警察へ・・・う~んと待たされて事情聴取。
その後・・・車で大学へ帰るかと思ったら、突然下りて草むらの影に隠れて・・・
「何してるの?」と私が尋ねたら、「犯人は空港に逃げるに違いない。この道は
空港に通じているから、ここで待ち伏せしよう・・・」犯人の顔も知らないのに・・・
あ~もうだめだ~!と思いましたね。

次の朝、Hall 3の掲示板には「Kyoko のお金を持っている人がいたら、決して
とがめないから、直ぐ戻してほしい」という張り紙が・・・その横には、
「Kyoko にヘルプしよう!」というものまで・・・事件を知ったHall 3の友人達が
元はといえば、私の不注意なのに・・・私のために、こんな事まで・・
申し訳ないのと有難いのとで、字が涙でかすんでいくのを覚えています。
(写真は、Hall 3の掲示板のある場所)
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by karibu-chai | 2006-08-08 00:53 | 東アフリカ | Comments(0)
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