1月にイギリスに買い付けに行った時、久しぶりに「ヴィクトリア&アルバートミュージアム」で、イギリスの「シルバー」のコーナーをゆっくり見る時間が取れました。 紅茶周りの貴重な「シルバーウエアー」もたくさん展示してありましたが、中でも興味深かったのが、何種類もの「キャディースプーン」でした。以前私のブログで、「モートスプーン(モートスキマー)」について載せたことがありましたが、本来、茶葉を量るためのキャディースプーンが「モートスプーン」のように、カップに注いだ紅茶に浮いた茶殻をすくう役目もしたという、「穴あきのキャディースプーン」があったのです。写真の2つの「穴あきキャディースプーン」ですが、左のものは、1793年製・右の葉っぱの形をしたものは1796年製(もしかして1799~1800年かも・・・)いずれにしても「モートスプーン」が「ティーストレイナー(茶漉し)」の出現した1790年以降、全く作られなくなった後のジョージアン時代の作品です。この「穴あきキャディースプーン」は、広く「ティーストレイナー」が普及するまでの、つなぎのグッズだったのでしょうか?いずれにしても、色々な形をした「キャディースプーン」があるものですね・・・
by karibu-chai
| 2007-03-24 03:19
| antiques/vintage
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