ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ型
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イギリスが紅茶の国になるには、お茶好きの女王様達の存在が大きかったのですが、中でもアン女王(在位1702年~1714年)とヴィクトリア女王(在位1837年~1901年)はその代表ではないでしょうか。とりわけヴィクトリア女王時代は、英国が大英帝国として最も栄え、紅茶文化も華々しく展開した行った時代です。このヴィクトリア女王の名が付いた
「ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ」は、アフタヌーンティーのケーキとして代表的なお菓子ですが、最愛のアルバート候亡き後、ヴィクトリア女王を慰めるために作られた・・・とも言われています。

この「ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ」はシンプルなバターケーキにラズベリーなどの赤い色のジャムをはさんだ、ごくシンプルなもの。普通はデコレーションケーキを作るケーキ型に流して焼き、上下に切って二枚にし、その間にジャムをはさんで・・・というのがよくあるパターンですが、実は上の写真のような薄い二枚の型に、別々に焼いて、ジャムをはさんでハンバーガーのように重ねて作るのが、本式のようです。(ロンドンのデパートのキッチン用品売り場でも、ちゃんと「ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ型」として売っていました)

1月にイギリスを訪れた際 立ち寄ったキャサリン宅で彼女も、この「ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ型」で作った「ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ」をご馳走してくれました。
(作ってくれたケーキの写真がなくて残念!実はケーキをいただいている時、3人の男の子達が大騒ぎしていて・・・落ち着いてティータイムどころではなかったのですが、ケーキの味はメチャメチャ美味しかったです!!)
by karibu-chai | 2007-04-03 00:33 | イギリス | Comments(2)
Commented by hiro-schon at 2007-04-06 14:10
ヴィクトリアサンドイッチ、私は真ん中で2つに分けるのが下手なので、
いつもセルクル2つ使ってましたが、こんな型が売っているのですね。
今度購入しようかな。因みに、大きさは何センチ位なのでしょうか。
Commented by karibu-chai at 2007-04-07 18:39
hiro-schonさん、コメントをありがとうございます。この「ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキ型」は18cm・やや大きい21cmと2種類ぐらいはあったと思います。この写真のものは21cmぐらいだったと記憶してます。
今度イギリスに行かれることがあったら、是非チェックしてみてね。
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